弊社は様々なマーケティングコンテンツを使って、エステサロンの業績アップを支援するサービスを行っております。それは例えばWebマーケティング分野であり、自社HPを正しく制作し運用することで、売上アップのKPIにもっともインパクトを与える「新規売上」の構築に寄与することです。また、売上は上がっていくが、手元に残る利益(営業利益)が変わらない、もしくは減少していくという場合においては、営業利益率アップに繋がる戦略が必要になります。そうするとオペレーションやエステサロン内部の環境改善がテーマになることから、「エステサロンのカウンセリングブック」「エステ顧客が選択しやすい価格表」「その他販促物強化」「エステサロンの接客マニュアル」などが必要になってくるわけです。
【目次】
1.多様なエステサロン専売品から、自社に合う店販商品を選ぶ基準について
2.エステティシャンと顧客の信頼関係を結ぶ、運動についてのアドバイス
3.今回のまとめ
多様なエステサロン専売品から、自社に合う店販商品を選ぶ基準について
私たちはエステオーナーに常々「店販売上をしっかりと上げる」ことが大切だと打ち合わせで共有しています。これは経営にとって重要な「粗利益」の視点からみた考え方です。昨今では様々な物価や固定費が高騰することを理由に、エステサロンやその他の店舗ビジネスにおいては「値上げ」に踏み切ることを避けられない状態です。しかしながらエステサロンの技術料金や店販商品の値上げアップを何度も行うことや大幅アップを試みることは、店舗経営にとって多大なる経営リスクを伴います。そうすると「いかにエステに通うお客様のニーズがある中で値上げを行うか」ということがテーマになります。具体的には日々エステに通うお客様が百貨店・ドラッグストア・EC(通信販売)などで購入する美容商品の売上シェアを、いかに獲得していくべきか？という視点で戦略を立てなければならないのです。
エステサロン専売のプロフェッショナル店販商品は、実に様々な種類や品質に分かれています。その選定方法は、利益率・現状の市場売上高及びその成長率・話題性・店舗とのコンセプト親和性など挙げればきりがないですが、エステサロンが選ぶべき店販商品は、「品質の高さ(効果性・安全性)」が大前提であると私たちは考えています。ですから弊社が選定してエステサロン様に卸す店販ブランドもこれに基づき、化粧品やサプリメントの主な原料や配合・信頼性のある第3者機関を通じたモニタリングとテスト結果。OEM事業を行っているからこそ、こだわりぬいた化粧品・サプリメントを選び、事業上利益の出やすいブランドをご提案することができるのです。
エステティシャンと顧客の信頼関係を結ぶ、運動についてのアドバイス
店販売上を上げるにおいて、もっとも重要なことは「エステティシャンと顧客の信頼関係」だと私たちは考えています。プレゼン力・販促POPの見せ方がうまいなどといった要因も、もちろん大切ではありますが、「信頼関係」に勝る購買決定率・リピート率要因はありません。そして信頼関係を構築する一つの要因は日常の生活習慣コーチングです。
前回のコラムでは、食生活や睡眠指導の事例をお伝えしましたが、運動や入浴においてもアドバイスをすることは重要です。美しい肌・健やかな体型を維持するには運動は欠かせませんが、その具体的な結果として脂肪燃焼による体重減少・心肺機能の向上・筋力アップ・ストレス解消・生活習慣病の予防や改善といったものが挙げられます。
運動には様々な種類がありますが、大きく分けて有酸素運動・無酸素運動・ストレッチの3つです。有酸素運動は、ウォーキング・水泳・ランニングなど、しっかりと呼吸を行いながら全身の筋肉に酸素を行き渡らせ、長時間行う運動を指します。有酸素運動は血液の循環が促進され体脂肪が燃焼し、心肺機能や持久力が向上する結果をもたらします。無酸素運動は、瞬発的に筋肉を収縮させる比較的短い時間の(短距離走・筋肉トレーニングなど)運動を指します。効果は筋力アップ・成長ホルモン分泌・基礎代謝の向上などを望むことができるでしょう。ストレッチは、楽に呼吸をしながら反動をつけずゆっくり筋肉や腱を伸ばす運動です。血行促進・柔軟性向上・関節の可動域拡張・疲労回復・ケガ予防などのリラックス効果が期待できます。
今回のまとめ
エステティシャンは他の業種と違う「お客様の身体に触れる」独特なものです。身体に触れると、様々な諸症状を気づくことができるため、偏った食生活や偏った運動習慣などをそこから感じることができるでしょう。
身体に対して専門的な知識がない一般消費者は、ついつい運動も身体のバランスや習慣を無視した偏ったプランで進行することが多いです。エステティシャンはカウンセリングによってそれらを修正し、マネジメントしてあげることも大切な務めの一つだといえるでしょう。
