弊社がOEM化粧品のラインナップとしてオーガニックピーリング化粧品や、オーガニック植物の界面活性剤を用いたクレンジングミルク等があります。これらは、エステサロンに通う幅広い年代共通のニーズが高い「毛穴の対策」に特化し商品を開発すれば、エステサロンの物販売上も伸ばしやすいというマーケティング戦略に基づいて生まれた商品といえるでしょう。ピーリングは過剰な皮脂分泌を抑えるため・クレンジングミルクは皮脂を落としすぎないようにするためと、それぞれ顧客(年代)の肌特性に合わせ提案を変えることで、OEM事業の売上は上がり、リピートを伴うため基盤ができ投資サイクルに回りだすのです。
【目次】
1.エステサロンのプロモーション企画。暖かくなる季節は「毛穴ケア」
2.毛穴対策としてお奨めの、エステ施術及び店販(OEM販売)ラインナップ
3.今回のまとめ
エステサロンのプロモーション企画。暖かくなる季節は「毛穴ケア」
前回のコラムでもお伝えしたように、(特に女性であれば)一概に「毛穴の問題」といっても肌質・加齢・ホルモンバランス等、実に様々な理由があり、それによって対策も異なります。現代は働く女性がより増加しているため、多忙・ストレス過多ということもあり短期的な肌結果を求めてしまい、より肌トラブルを促進してしまうケースはよくある話です。そういったスキンケアのハンドル操作を正すこともまたエステティシャンの役割でありますから、エステサロンの内部環境整備・カウンセリングマニュアルとしても「毛穴タイプ別の原因と解決方法」を明らかにした上でエステ施術や店販(OEM含む)提案を行うことがベストではないでしょうか。これは毛穴だけに限ったテーマではありませんが、これからの暖かくなる季節・ターゲット(集客しやすい)が多い・顔の毛穴は皮脂腺が大きいので目立ちやすいということを踏まえれば、優先順位の高いアクションであるかもしれません。
毛穴対策としてお奨めの、エステ施術及び店販(OEM販売)ラインナップ
エステサロンに通っていても皮脂が過剰分泌している若年層の顧客は大変多いように思います。皮脂が過剰分泌されると必然と「詰まり毛穴」という状態が起こりやすいのですが、これはTゾーンの毛穴箇所に分布されやすいです。詰まり毛穴の原因は、皮脂や角質・汚れ(汗)などが混じり合って、これが白い塊の角栓となります。空気や紫外線に触れやすい鼻の頭の角栓については、酸化して黒い塊となる場合もあるのです。エステサロンでは、詰まり毛穴のお客様にお奨めするエステ施術として毛穴洗浄、吸引・ゴマージュ・クレイパック等がありますし、ホットタオルで毛穴を開かせたりストレッチをすることもあるでしょう。酸化して角栓が黒くなった場合は、店販・OEM化粧品として「抗酸化作用のある美容液」がお奨めできます。30代からの世代では、頬に出る「たるみ毛穴」も様々な提案ができるといえます。たるみ毛穴はコラーゲン減少による真皮の老化から、毛穴を支えきれなくなり毛包が落ち込み毛穴が開いて見えてしまいます。またそこからハリや弾力が低下することで、毛穴同士が帯状になりより目立つことで悩みが深刻化する可能性があるのです。この場合はエステサロンで行うイオン導入やエレクトロポレーションといった施術がお奨めできますし、店販・OEM化粧品としてはペプチド・コエンザイムQ10・ビタミンCやレチノール等が推奨できるのでOEM開発する商品の配合成分候補として挙げられます。最後に「開き毛穴」といわれる皮脂過剰から生まれる肌悩みですが、これは顔全体が皮脂に覆われることにより角化異常などが起こることで不完全な角質が毛穴周りに蓄積し、そうすると毛穴の開きが目立ちやすい状態になります。オイリー肌の方に多く、本質的には水分と油分バランスが崩れることにより生まれる現象といえるでしょう。これには日常的に負担なく余分な皮脂を落とす手法をアドバイスすることも重要ですし、油分が少ない保湿化粧品を使うことも重要です。またストレス緩和や食事のアドバイスもエステサロンができる限りで貢献を目指すことが改善に繋がるといえます。
今回のまとめ
近年では、低原価の保湿剤が大量に入った化粧品が、世の中に多く販売されているということを私たちは確認しています。この問題は化粧品原価が安いことではなく、「低原価の成分は、保湿がされているようでされていないただの感触剤である」という事実です。弊社は様々なOEM化粧品を開発するプロセスの中で、そういった化粧品は触ったり肌につけたりするだけで判別ができるものですが、エステに通うお客様はブラッグボックスであるといっていいでしょう。だからこそエステサロンでは、「店販商品の仕入れ選定」「主体的なOEM開発」といった業務に専念をするべきだと思いますから、私たちはそのバックサポートを行い業績もともに成長できるお手伝いをしたいと考えているのです。