エステサロンのWebサイト(HP等)やカウンセリングブック・POPなどのマーケティングコンテンツのテーマとして、現在「美容」というキーワードに「健康」が同等しているといわれています。あらゆるメディアには人生100年時代というキャッチコピーが走っており、それは例えば、2050年にもなると100歳以上人口が約53万人になるというデータ(国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」平成29年推計による)があるということが一つの根拠となっているでしょう。70歳・80歳になれば健康でなくても仕方がないといった考え方は、今後大きく転換することになるでしょう。私たちがエステティック専売のOEM企画の一つとしてNMNを選んだことは、こういった時代背景が要因なのです。
【目次】
1.エステサロンがOEM・店販事業において、なぜNMNに注目するのか？
2.NMNがエステサロンのOEM・店販事業に相性がいい理由について
3.今回のまとめ
エステサロンがOEM・店販事業において、なぜNMNに注目するのか？
以前のコラムで触れたOEM企画の一つであるNMNについて、今回はなぜこれほどまでにエステティック業界だけでなく、大手健康食品メーカーまで注目する素材に至ったのか？という経緯も含めてお伝えいたします。「NMN」という化粧品成分をまず取り上げる前に、研究者の中では、健康な毎日に必要な生きるエネルギーとして「NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)」という成分が注目をされたところから始まります。NADとは人体がもつ体内の補酵素で、「生命を維持するために欠かせない・生きるためのエネルギーを生み出す役割」を果たしているといわれています。但しその大切なNADとは、加齢とともに急減していくだけではなく、補填しようと体外から摂取をしたとしても、消化管で分解されるという問題がありました。つまり当初ではこの画期的なNADの発見は、身体の健康へと繋がる商品サービスの展開は、不可能といわれていたのです。
NMNがエステサロンのOEM・店販事業に相性がいい理由について
NADは生命維持活動には欠かせない体内の補酵素ですが、加齢によりその量は減り、体外から摂取しても消化されてしまうという問題を解決するとして世界中の研究者から注目されている成分が「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」です。NMNは次世代成分ともいわれ、生命維持活動には欠かせない体内の補酵素であるNADの減少を、効率良く補うことができる成分だといわれています。NMNは体内に吸収されると血液を通って全身の細胞に行き渡り、その際NADに転換するといわれています。NADが各細胞のクエン酸回路でその役割を果たすということは、例えば体内で眠っているサーチュイン遺伝子の働きを活性化させる「抗老化」であったり、全身の細胞にあるエネルギーの工場ともいえるミトコンドリアを活性させることで「エネルギー産生」がより効率的に行われるということです。また、ある大学のNMNを1年間接種し続けたマウスの臨床実験によると、NMNを摂取していないマウスと比べて、若いマウスのような代謝機能を保持している・太らない・加齢による骨格筋や肝臓、脂肪の遺伝子変化がない・目(網膜)の機能低下がない・免疫細胞の低下がない・インスリン感受性が高いままであるといった実に様々な抗老化現象が報告されています。このような体内に対して大変優れた成分であるNMNは、ブロッコリーやトマトなどの緑黄色野菜・アボカドにも含まれているとはいわれていますが、その量はごくごく僅かな量であるため、いかに努力しても通常の食生活からこういった恩恵を受けることは不可能だといえるでしょう。
今回のまとめ
私たちはNMNという成分について、「しわがなくなる」「痩せる」「若返る」といった口コミやキャッチコピーに注目しているわけではなく、NADがクエン酸回路で行うエネルギー産生の役割について大いなる期待をしています。エステサロンに通う多くの女性は、女性の社会進出といった大きな潮流の中で活躍される一方、様々なストレスを抱え身体の不調を訴えてもおられます。日常を大きく転換する必要がなく、気に入ったエステサロンに通うことで綺麗になったり身体の不調が緩和されたりというサポートを、私たちはエステティックサロンが行うOEM商品開発に携わることで貢献していきたいと考えています。尚、弊社がOEM開発で用いるNMNは、その純度や剤の密閉仕様・量・同時配合原材料などに関して、「エステティックサロン専売」といえる品質にこだわっています。詳細は弊社のHPお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
