私たちはエステサロンさまに「ニーズが高い(もしくは安定している)」・「オプション美容商品」を、小型でOEM開発・店舗販売することをマーケティングの取り組みとして提案しています。その理由は中長期的にエステ経営を発展させていくためには、それ相応のコストを伴うからです。例えば成果の上がるWebマーケティングでしっかりとターゲット集客を行おうとすれば、エステサロンの商圏内である検索ボリュームに対してアクセス・コンバージョンを達成できるHP制作会社に発注するコストもかかりますし、コンテンツマーケティングを外注せずに自社で行うにしても、継続的な人件費を伴います。一般的にエステサロンの経費項目は商材仕入れ原価費・人件費・広告費・家賃・施術機器などの減価償却費程度なので、特に削減する余地がないとすれば、売上で補填するべきです。エステサロンが短期的に売上をつくるには、いわゆる既存顧客へのクロスセルが有効的ですが、その具体的手段として弊社では「NMN」「バスソルト」の小型OEMを行っており、時流もありますがしっかりと経営の成果へと繋がっています。
【目次】
1.エステサロンの多くのお客様は、身体や精神に負荷をかけ疲弊している
2.エステサロンだからこそ、付加価値が伝えやすい「デッドシー」について
3.今回のまとめ
エステサロンの多くのお客様は、身体や精神に負荷をかけ疲弊している
前回のコラムでは、弊社のOEMラインナップである「NMN」についてお伝えいたしましたが、もう一方の「バスソルト」はどういった商品特徴であるのか?ということをテーマにしたいと思います。その前に私たちが行うOEM商品開発とは、売れるだけでなくエステサロンに通うお客様が喜んでいただけるか?独自性があるか?といった視点でアイデアや商品に使う原料などを選定していきます。エステサロンに通うお客様のほとんどが女性ですが、令和元年の女性の労働力人口は3,058万人をマークし(当然増加傾向)、女性雇用者がもっとも多い産業は医療・福祉で625万人、卸売業・小売業が519万人で、どちらも身体や精神の負荷がかかるものです。そういった女性のお客様で日常のほっとした空間として入浴時間を挙げる方が比較的多いです。僅かな時間ではありますが、入浴時間の充足感が増す「バスソルト」を使用していただくことで、お客様のお喜びとなり、エステサロンの店販購入アイテム数・リピート率が伸び、売上の最大化に繋がるのです。
エステサロンだからこそ、付加価値が伝えやすい「デッドシー」について
弊社が取り扱うOEMのバスソルトは、「デッドシー(死海)」のソルトで古代から癒しの地・美の泉といわれています。デッドシーは、イスラエルとヨルダンにまたがった海抜がマイナス400メートルの湖で、この「流出しない湖水」は、多くの天然ミネラルを含有しています。そのため、世界各地でデッドシーを用いた身体の療法(リュウマチ・神経痛・喘息・皮膚アレルギーなどが対象)が行われており、健康・美容だけでなく、医療施設にも導入されているのです。デッドシーは、海水の10倍の塩分濃度・30倍の天然ミネラルを含有しているため(塩分濃度は全体の30%にわたります)、身体にいいだけでなく体感として「浮遊体験」ができることが特徴です。現地に訪れる人は上記に挙げた療法だけでなくこの浮遊体験を楽しみにしており、(紫外線B波を約20%もカットするため)同時に日光浴も楽しんでいるようです。またデッドシーは酸素濃度を20%含有しているため、心拍数を減少し、脳や内臓を休める効果も認められています。働く女性たちのバスタイムにはこういった自立神経のバランスを整えるデッドシー体験を日常で取り入れていただき、ミネラルバランスが整うと身体が末端まで温まりますから、根本的な健康・美容習慣として商品を通じて提案していきたいと考えています。
今回のまとめ
私たちは、メインではないOEM商品群の開発においても「独自性」を大切にしています。例えばデッドシーのバスソルトに関しては、「オーガニック香料」を各種使うことによってデッドシーの健康・美容効果、癒しの相乗効果を高めます。快眠に導く「ラベンダー」・ストレス緩和を促す「ゼラニウム」など、エステサロンのコンセプトやニーズに合わせてOEM商品開発に取り組んでおります。