エステサロン・脱毛サロン専門のマーケティング会社マーケティング・プロダクト・ファクトリー(MAP)のお知らせ・コラムです。

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2023.02.19

エステサロンと一体となり取り組む、弊社のOEM事業について

Webマーケティングである一定の新規集客モデルができ、月々に安定した施術顧客数を計上できるようになったエステサロンは、商品販売(店販)でさらに売上の成長を目指すことができます。そして弊社ではいかにエステティック専売商品であろうとも、大量生産・大量流通する商品には依存するべきではないと思っています。大量生産・大量流通した化粧品やサプリメントは、様々なプラットフォームで価格破壊が起き、中長期的に適切な利益率で販売することが難しくなります。そうするとエステサロンに通うお客様のリピートはなくなりますし、価格コントロール機能を失えば、サロンの信用問題にもなりかねません。やはりエステサロンは、サロンターゲットにしっかりとカスタマイズしたOEM商品を販売することが正しい戦略だと私たちは考えています。またOEM製造をするアイテムですが、エステサロンであれば化粧品はしっかり自社開発しておきたいところです。弊社でも化粧品は様々なニーズに合わせて一から企画・製造・販売までサポートしておりますが、どの化粧品にも共通していえるのは、優れた保湿機能を持たせています。

【目次】
1.エステサロンのスキンケアカウンセリングで先立つ「乾燥対策」
2.OEM化粧水・美容液には様々な目的で保湿成分が含まれています
3.今回のまとめ

エステサロンのスキンケアカウンセリングで先立つ「乾燥対策」

ようやく暖かい日が差してきましたが、まだまだ乾燥は止みませんし紫外線量が増えることを考えると、エステサロンのカウンセリングでは多くの乾燥対策がエステティシャンから発信されていると思います。私たちもエステサロンの経営をサポートする企業として、またOEM商品を企画・製造・販売促進する企業としてしっかりと肌や化粧品に関する知識や経験を保有し、更新していかなければいけません。そういったコンセプトを軸に業務を行う私たちとしては、「リフトアップ」「シミケア」「ポアレス」といったキャッチーなアンチエイジングアプローチよりも、肌は乾燥への対策がもっとも重要であり基本であると考えています。エステティシャンではなく一般の人からすると、保湿とは「水分」を入れることだと認識されることが多いですが、肌が乾燥しないのは皮脂・NMN(天然保湿成分)・細胞間脂質という3つの保湿因子が一定に保たれているからであり、よくエステティシャンが「過度な洗顔を控えてくださいね」とお客様にカウンセリングを行うのは、皮脂や細胞間脂質が奪われるとNMN(天然保湿成分)が洗い流され水分が蒸散してしまうからです。

OEM化粧水・美容液には様々な目的で保湿成分が含まれています

これは弊社だけではありませんが、OEMの化粧水や美容液にはスクワラン・アミノ酸・セラミドといった成分が記載されているものが目に付きます。これはスクワランが皮脂膜の成分に近かったり、アミノ酸はNMN(天然保湿成分)の成分・セラミドは細胞間脂質の成分に近いことから、それらがバランスよく配合されていることで、肌を乾燥から守ることができるのです。イメージとしては、より(悪い意味でなく)対処的な「うるおいを与える」ということでしたら精製水や水分をつかむアミノ酸・NMN・グリセリンといった分類がまずあり、「うるおいをキープする」ということでしたら水分を抱え込むヒアルロン酸やコラーゲン・セラミド・レシチン・スフィンゴ脂質、水分蒸散を防ぐスクワラン・ホホバ油・ワセリンといった保湿成分が代表的だといえるでしょう。

今回のまとめ

弊社の化粧品OEM事業は、規格品が存在せず、まずはエステサロンさまの目的や目標から逆算し企画・製造していくという特殊な業態でありますので、打ち合わせはかなり闊達な意見交換から始まります。そのなかで「◯◯というメーカー商品の2倍はヒアルロン酸が入れたいな」「グリセリンのテクスチャーがあまり好きじゃないから入れたくないな」といったような話しもでてくることはありますし、どんどんと受け付けてはいます。しかしながら私たちのOEM事業は、エステサロンさまがつくりたい商品をつくることと同じくらいに「肌にいいコスメをつくる」というミッションがあります。ですから私たちも企画・製造の専門家として、エステサロンオーナーと一体となりOEM企画には徹底的に意見交換を交わし丁寧に進捗をさせていくのです。