エステサロン・脱毛サロン専門のマーケティング会社マーケティング・プロダクト・ファクトリー(MAP)のお知らせ・コラムです。

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2023.02.13

エステサロンのWebマーケティングに係る基準、YMYLについて

エステサロンが行うべきWebマーケティング戦略は実にシンプルであり、もっとも重要となることは正しくコンテンツマーケティングを継続させることの一点に他なりません。(HP制作会社のサービス品質も重要ですが、ここでは割愛いたします)近年DXは、企業の広告業務における当たり前のキーワードとなり、様々な企業向けのWebマーケティングサービスが生まれ、それはエステ業界も例外ではありません。YouTube・instagram・Facebook・TwitterといったSNS向けのマーケティング、リスティング広告といわれる検索連動型広告、マップ検索エンジン最適化等など、数え上げればきりがありませんが、プラットフォームの商業利用の見直し・広告費の値上がり・検索ユーザーとの親和性を考えれば、エステサロンは自社HPを高品質で制作し、コンテンツマーケティングを継続して行えば、費用対効果はもっとも高く、且つストック型の集客モデルを構築することができるのです。私たちは、エステサロン経営戦略を立案する際、この集客体制が整わなければ、経営の持続的な成長が難しいとお話しをすることもあります。

【目次】
1.エステサロンのコンテンツマーケティングは、エステの内容に特化する
2.エステサロンのブログは、事実誤認が少ないこと・専門性が求められます
3.今回のまとめ

エステサロンのコンテンツマーケティングは、エステの内容に特化する

コンテンツマーケティングとはすなわちブログを運用することですが、正しいブログ運用とは、一定の品質基準を満たしたブログを、継続的に投稿し続けることとたったそれだけのことなのですが、これがなかなかエステサロンで定着しきれていないということが実情です。一定の品質基準を満たしたブログというものは要するに「消費者が求める専門店ならではの情報」です。ですからエステサロンのHPブログにもかかわらず、「スタッフと美味しいイタリアンを食べに行きました」「遠方から来店されたお客様から、地方のお土産を差し入れしてもらいました」といった内容の投稿は、消費者(Googleの視点)が本質的に求めている情報ではないと判断されるのです(もちろんそういった情緒的な発信を行うことで顧客との関係性は育まれますのでSNSに投稿することはいいと思います)。エステティックサロンのHPブログは、エステの専門書である必要があります。フェイシャルサロンであればトリートメントの手技の内容や結果、使用している化粧品の特徴が載っていないといけませんし、脱毛サロンではれば導入している脱毛機器の特徴や各施術部位の効果やその理論などが載っていなければ、それは専門書とはいえずGoogleのサイト評価も上がらないためアクセス数がいつまで経っても上がりません。また、エステティックとは消費者の身体を預かる商売ですので、Googleは特にエステティックのような分野には、規定や基準を別枠として課しています。

エステサロンのブログは、事実誤認が少ないこと・専門性が求められます

昨年の5月にGoogleではコアアルゴリズムアップデートが行われています。これは、YMYL(Your Money Your Life)という基準が強化されたというもので、要するに、お金や生活に関わることを発信するホームページは、公的な機関の発信が上位表示されやすくなり、民間企業の運営するホームページはより対策(ブログ執筆)の強化が必要になるということです。エステサロンは人の健康にかかわるところなので、より専門性や安全性、信頼性的なところが重視され、評価基準が厳しくなっています。他の産業においても、医療系・介護系・金融機関系はこういった範囲に属しています。つまりエステサロンの自社HPブログは、今後書く記事において、事実と誤りがないこと、専門性の高さなどにより一層気を付けていただくことが重要です。

今回のまとめ

私たちはエステサロンさまがコンテンツマーケティングを行う際、まず300本の記事を一日でも早く書き、そしてそれ以降は特にブログの品質を上げることが重要ですとお伝えをしています。具体的にすぐにでもできる対策として「1本あたりの文字数の増量」「キーワードの頻出にこだわる」ということが挙げられます。YMYLの話を聞くと「なんて大変な業界だ」と落胆する人もいますが、これは逆だと考えています。みんなが実行しないということは、競争原理上行動すれば必ず自社サイトは上位表示され、月々の安定した集客が見込めるということです。はっきりといえることは、エステサロンはWebマーケティングで現在かなり勝ちやすい業界だといえるでしょう。