私たちはクライアントであるエステサロンさまから、OEM開発事業の受託を多々いただきます。弊社が行うOEM事業は、エステオーナーのアイデアや思いを丁寧に商品化していくわけですから、試作品の見直し・マーケティングツールの企画や制作も含めて、決して楽な工程ではありません。しかしながら、商品公開となったエステサロンさまからは、多くの喜びの声をいただきますし、業績もそれに比例するように上がっていきます。とある容器メーカーの調査では、近年OEM化粧品のリピート率は10%を下回るというデータもあります。やはりOEM商品は、様々なニーズや原料があるなかで、あくまでエステサロンが主体となりプロデュースを行わなければ、事業の成功はしにくいということが、こういったデータから考えさせられることでもあります。成果の上がるWebマーケティングはある程度のコストや労力が伴います。集客できた新規顧客は、施術だけでなく店販も売ることで単価を上げることが大切ですし、自社OEM商品であれば、原価率や失客率を抑え、よりエステ経営を大きく成長させることができるのです。
【目次】
1.OEM事業の一般的な業務フローは、4つのステップ
2.OEM事業が成功しやすい業務フロー。弊社には規格品がありません
3.今回のまとめ
OEM事業の一般的な業務フローは、4つのステップ
弊社のOEM事業のフローや特質を知ると、小中規模のエステオーナーはみなさん喜んでアイデアを持ちオファーをいただきます。それはなぜなのかというと、私たちが行うOEM事業には、大きな特質があります。それはOEM事業を行う業務フローが一般的ではないということです。私たちは過去OEM事業を行う会社にも勤めていましたが、通常の化粧品(サプリメント)OEMプロジェクトの業務フローは、商品カテゴリーの選定・協力会社の問い合わせ・見積もり・プロモーションといった流れで進んでいきます。商品カテゴリーの選定とは、クレンジング・洗顔・化粧水・美容液・乳液のどれか1点(もしくは数点)、売るものを選ぶという作業から始まります。選ぶ基準はもちろん、エステサロンが取り扱う化粧品ラインナップのなかで、効果が思わしくなかったり、売れ行きに課題がある商品などがその候補に上がりやすいですが、実態としてOEMの企画会社の利益率の良し悪しであったり、製造元が過剰に持つ成分・製品の在庫次第といった外的な要因に誘導されることが多く、本質的なマーケティングが行われていないことが多々あります。また、一般的なOEM企画会社や製造元の事業構造では、エステサロンオーナーが商品開発にこだわればこだわるほどコストや失注率は高くなりますので、自ずと一般的なOEM化粧品というものは本来得るべきであったアイデンティティを失った商品になるということです。私たちはエステサロンの業績アップをサポートする企業ですので、何もアイデンティティに執着することが大切だということがいいたいわけではありません。アイデンティティを失った商品は、価格が下落するだけでなく最後は膨大な在庫となり負債に変わるということです。私たちが行うOEM事業は、エステに通うお客様のニーズが究極に満たされ且つ、最低でも5年単位での業績発展はお約束ができる化粧品(サプリメント)の開発・プロモーションをご提案いたします。
OEM事業が成功しやすい業務フロー。弊社には規格品がありません
一般的なOEM化粧品(サプリメント)プロジェクトのフローが、商品カテゴリーの選定・協力会社の問い合わせ・見積もり・プロモーションといった流れであることに対し、弊社が行うOEM事業では、企画とマーケティング・原料選定・試作品開発・テストマーケティング・プロモーションといった業務フローを辿ります。私たちは、OEM提案には欠かせない、いわゆる「規格品」を持っていません。エステサロンオーナー・エステティシャンがこれまでに触ったお客様の身体やコミュニケーションを体系化すれば、開発するエステサロンにとってのみに最適となるOEM化粧品(サプリメント)の試作品ができ、あとは入念なテストマーケティングとプロモーションを行えば、エステサロンのOEM事業失敗率は、限りなく0%へと近づくのではないでしょうか。
今回のまとめ
マーケティング・業績・経営・リスクマネジメントといった言葉の羅列を見受けると、エステサロンが本来追求するべきミッションが朧げになってしまいます。エステサロン経営は複雑ではありますが、中身を磨くこと・セールスを行うこと、この2点を明確にすることでやるべきことや業務の本質を捉えることができます。これは私たちの考えですがOEM事業は、こだわりを丹念に商品化することにこだわり、セールスはダイナミックにWebマーケティングを用いて集客・EC販売することで売上を最大化することができるのです。